長野の歴史と伝統を感じる灯篭流しがデートにおすすめ
川面に多くの灯篭が流されると、それが水面に反射されて漂うので、なんと表現したらいいのかわからないような、風情ある美しい光景を見ることになりますので、交際クラブ・デートクラブ会員様のデートにぴったりだと思います。
今回は長野県でおすすめの、交際クラブのデートでも楽しめる灯篭流しイベントをご紹介していきます。
【下伊那郡高森町】市田灯ろう流し大煙火大会
市田灯ろう流し大煙火大会は、大正時代末期にJR飯田線が開通したことを記念として始められた祭事で、その歴史は約80年です。
信州で行われる灯籠流しとしては歴史が古く、天竜川に数百の灯籠が流されるのですが、それと同時に3000発ぐらいの花火も打ち上げられます。
一般的に想像する静かな灯篭流しとは少し違って、見ている人が思わず歓声をあげてしまうような、どちらかと言うとイベントみたいな感じになっていますね。
大煙火大会との言葉通りに、主催者の方も「来てくれた人が、どうやったら喜んでくれるのかな?」 ということに心を砕いているのか、見ていると意識しなくても「おー!」という声を、知らず知らずのうちに出してしまうかもしれません。
夜空を眺めると色とりどりの花火が打ち上がり、ふと視線を下の方に向けると、上空とは全く違ってぼんやりとした光を放ちながら、整然と流れていく灯篭を見ることができるでしょう。
このコントラストは絶妙で、とても見応えがありますから、多くの人が来場するイベントになっています。
【飯田市時又】飯田時又灯ろう流し
飯田時又灯ろう流しは、昭和初期に新盆供養として始まりました。
こちらも灯篭流しと尺玉のコラボレーションで、昔ながらの灯篭流しで 風情を味わうことも出来ますし、雄大な天竜川を舞台に行われる花火大会を楽しむこともできます。
花火で作られたナイアガラの滝は大音量で閃光を放ちますので、ものすごく派手です。
さらには、その派手な演出に相応しい BGM が大音量で鳴り響くので、とても盛り上がることでしょう。
この通りナイアガラの方はアゲアゲな感じなのですが、ふと天竜川の水面の方に顔を向けてみると、いくつもの灯篭がゆっくりと流れていきます。
この対比はなかなか風情があって、どちらも楽しめますので、まるでテニスの試合を横から見ているかのように、顔があっちにいったりこっちにいったりと、なってしまうかもしれません。
もうひとつの目玉であるスターマインは、次々と花火が打ち上げられて次々と炸裂しているので、ものすごく見応えがありますし、炸裂する時は連続で音が鳴り、その後は夜の闇に消えて行きます。
【甘楽郡甘楽町】宝積寺 万燈会
8月の中旬に行われる宝積寺の万燈会は、紙ではなくて竹の中にろうそくを入れて作る特製の灯篭を使って先祖の霊を慰めます。
竹には様々な彫刻が施されているので、その中でろうそくの火が入ることによって、 独特の明かりが漏れだします。
そのような竹の灯篭の数は、お寺の境内に2000本ぐらいで、行灯は200灯、竹だけではなくて、他にもガラス灯篭やプラスチック灯篭なども500灯から1500灯装飾されますね。
それらが整然と並べられているので、その光景は美しくノスタルジックな雰囲気になりますので、パートナーと一緒に見に行けば、とてもロマンチックな空気になりますよ。
宝積寺は関東一都六県の「花の寺」と呼ばれる東国花の寺百ヶ寺にも認定されていて、春には樹齢150年のしだれ桜、梅雨の時期には紫陽花、秋には樹齢300年の大銀杏、冬には蝋梅と四季折々の花を楽しむことができます。
ですので、万燈会の時期だけではなく、いろんな時期をカップルデートに有効利用できるでしょうね。