パパ活が2018年恋愛語大賞にノミネート!
■日本恋愛語大賞とは?
流行語大賞ではなく、恋愛に関する日本語大賞が毎年開催されているのをご存知ですか?
流行語大賞と同じく毎年12月1日に発表されますが、選考の方法が違います。
流行語大賞では50語のノミネートから、室井滋さん、やくみつるさんなどを含める選考委員会によって、トップテンと年間大賞の選考が行われます。
一方、日本恋愛語大賞はノミネートされた12語から、愛カツサイトユーザーの投票によって決まります。
主催しているのは総合恋愛情報サイト「愛カツ」を運営している会社と恋愛結婚学研究所。
サイトを利用している20〜30 代⼥性の投票でトップテンが決まるので、恋愛中や出会いを求めている若い女性が注目した恋愛語を抑えておけば、意中の女性との会話でも役立つ情報とも言えそうです。
■2018年はパパ活が日本恋愛語大賞
各種報道のインパクトや世間への浸透をみながら、恋愛結婚学研究所が最終ノミネートを12語を選定し、ユーザー投票の結果パパ活が大賞となりました。
この年に投票したユーザー数は1162人で、19.0%の投票獲得したパパ活が1位、次いでマッチングアプリが2位、3位が大恋愛でした。
パパ活ですが、某交際クラブ・デートクラブが生み出した言葉で、2015年末あたりからインターネット上では存在していました。
そこから1年半後の2017年6月にインターネット配信ドラマ『パパ活』が放映されたことで知名度向上しました。
ドラマの反響から2018年にマッチングアプリがこぞってパパ活するなら…と宣伝し始め、より広く認知されたのです。
マッチングアプリが2位であったことから、パパ活の流行に影響を与えたと窺い知れますね。
■2018年の最終ノミネート12語と投票結果
ノミネートされたのは、ハワイ婚活・バーチャル恋愛・インスタ全消去・年の差婚・電話恋愛相談・大恋愛・パパ活・ママ活・マッチングアプリ・ハフレ・ 抽選見合い・代理婚活です。
ここに卒婚が無いのが不思議でした。
元横綱貴乃花親方と河野景子さんの離婚会見の中で「夫婦を卒業する“卒婚”」と表現し、話題性も高い言葉です。
離婚とは少しニュアンスが違う卒婚は、夫婦関係の新しいあり方だと多くの人に認知されたはずです。
ノミネートされなかった理由は、離婚会見報道が大賞発表後だったからでした。
もし、11月に会見がされていたら上位にランクインしていたかもしれません。
さて、気になる投票結果はこちらです。
・1位 パパ活 288人
・2位 マッチングアプリ 234人
・3位 大恋愛 218人
・4位以下はこちら
・年の差婚 162人
・ハフレ 153人
・バーチャル恋愛 134人
・ママ活 129人
・インスタ全消去 101人
・ハワイ婚活 101人
・抽選見合い 100人
・代理婚活 98人
・電話恋愛相談 80人
皆さんは全部お分かりですか?
■抽選に代理?結婚に夢見る日本人は希少?
ノミネートされた抽選見合い、代理婚活の2つをみてまいりましょう。
まず抽選見合いですが、大人向けのドラマ『結婚相手は抽選で』の中で使われた『抽選見合い結婚法』のことです。
結婚相手候補を国が選ぶ法案が実際に制定され、25から39歳の前科なし・離婚歴なし・子なし独身者が対象となり、本人の年齢の前後五歳の範囲内で、無作為に抽選で結婚相手が決められてしまいます。
気にいらなければ2人まで断る権利はありますが、3人断った場合はテロ対策活動後方支援隊に2年間も従事させられます。
期間満了で除隊となれば、政府により職場復帰は保障されているというもの。
結婚したいのにできない人からすれば、棚からぼた餅でしょうが、望まない人にはとんでもない法案です。
いっそ食い逃げなどで前科者になった方が、思う通りの充実ライフを送れそうな気さえしますね。
次に代理婚活ですが…その名の通り代理人が婚活イベントで結婚相手を探すというもの。
ドラマでもマンガでもなく、実際に行われている婚活イベントです!そして代理人は親!
イベントに親だけ参加して、我が子の結婚相手を探すのです。
事前に子どもの職業・学歴、身長・体重、相手に求める条件などが書かれたリストが配布され、気に入った人の席を順番に回っていくというスタイル。
合同就活イベントのようですね。
そもそも、自分で結婚相手を探せず親頼みなのか、親がうるさいから勝手にさせているのか、真意のほどはわかりません。
この2つのノミネートだけ注目すると、現在の日本には、結婚に夢も希望も感じられない人が多いという事なのかもしれませんね。
■インスタ全消去と大恋愛
10月にTBS系ドラマ大恋愛の告知のみを残し、これまでの投稿を全削除した、女優戸田恵梨香さんに関係する2ワードがランクイン。
Instagramに共演者とのオフショットや、プライベートの様子などを4年ほど投稿していた彼女が、突然ドラマの告知画像以外の全画像を削除し、ファンが大騒ぎしました。
後日語られた説明から、30歳を迎え、今までの考え方や持っているものを出来る限り捨てて、進化する為にリセットしたという。
2018年に女性達の間で話題になった恋愛語についてご紹介致しましたが、いかがでしたでしょうか?
交際クラブ・デートクラブの男性の皆さんも、今時女子が注目する話題を、会話に取り入れてみてはいかがでしょうか。