40代男女の更年期には恋愛が1番！？

■更年期は男女どちらにも起こりうる

イライラや情緒不安定・ほてりなどは、女性にだけ起こる更年期症状だと思っている方もいることでしょう。
ですが、男性にも更年期が存在します。
交際クラブ・デートクラブ会員の皆さんの中には、もう経験した方もいらっしゃるかもしれませんね。
今回は男性と女性の更年期と恋愛に関する内容をご紹介してまいります。

■男性更年期障害（LOH症候群）とはどんなもの？

更年期はご存じの通り、急激な性ホルモン減少により体に不調が起きる症状です。
テレビや雑誌などでも女性の更年期障害については取り上げられる事が多く、全てにおいて不安を感じたり、イライラが止まらず周りに当たってしまうなどの精神状態や、常に身体がだるくて重い、急激にほてりだすなどの状態が多いです。
男性女性に共通する更年期症状としては以下のようなものがあります。

・汗をかきやすい。顔がほてったり、のぼせたりする。
・くよくよ考えて憂鬱でありながらイライラ怒りっぽくなる。
・運動をしていないのに息切れ・動悸・頭痛やめまいが起こる。
・肩や首のコリ・手足のしびれや関節痛
・寝つきが悪い・眠りが浅い・不眠

全部当てはまる！という方は、今現在更年期の可能性があります。
やる気の減退や記憶力の低下も起こる場合もあります。
また、過度なストレスが原因で脳がストレスホルモン（コルチゾール）を分泌し、男性ホルモン（テストステロン）分泌を促すホルモンを抑制してしまうことにより勃起障害や性欲の低下も起こります。
歳だから・・・と気持ちが落ちている皆さんも、更年期の症状で一時的に低下してるだけかもしれませんよ。

なお、男性ホルモンが減ると、糖尿病や心筋梗塞などのリスクが高まるため、なんだかちょっとおかしいなと感じたら、医師に相談しておかれると安心です。
なお、「楽しみにしていた事でさえ、全然やる気が出ない。」といった状態が長く続いている方は、更年期による鬱症状かもしれません。
男性ホルモンの低下はうつ症状の原因になるのです。
もし鬱の原因がホルモンバランスなら、メンズクリニックなどでも男性ホルモン注射の治療を受けられ、早い方だと数回の注射で劇的に改善する事もあります。

■女性の更年期は都市伝説が多い！？

男性と張り合うほどバリバリ働いていると、男性ホルモンが増えてヒゲが生えてくるなど、女性ホルモンにまつわる情報が広まっていますが、実は科学的根拠が一切ない物が多いです。
確かに男性ホルモンの影響で、女性でもヒゲが生えたり、体毛が濃くなる場合もありますが、摂食障害や神経性食思不振症で体重減少したため女性ホルモンが減ってしまい、体毛が濃くなったりします。
原因はほとんどは病気なのです。
ですので、バリバリ働くキャリアウーマンになっても男性ホルモンは増えません。

また、セックスをしても女性ホルモンは増えません！恋愛やセックスから得られるドキドキで出るのは脳内物質や別のホルモンで、活性化するのは受容体なのです。
女性ホルモンを増やせば、キレイになれるというのは正しいようですが、多ければ多いほど良いというのはウソ。
あまりに影響期間が長いと乳がんや子宮体がん発症リスクが高まってしまうのです。

閉経した女性が恋をして生理が復活したなんて話も、単なる作り話で実際には起こりえないそうです。

■ほんの少しでも緩和したい！だったらコレ！

女性ホルモン・男性ホルモンの増幅には直接関係のない恋愛ですが、恋愛感情を持つことで笑顔も増え、生き生きと過ごせる時間が増えるのは、症状を緩和する手助けにも繋がると言えます。
一部の医師も更年期中に恋愛感情を持つのは良いと言っています。

人と会うのも出かけるのも気分が乗らず、今は厳しいというのでしたらエア恋愛でも十分です。
俳優・アイドル・二次元キャラクター・想像の人物など誰でも良いので、その人と恋愛していることを妄想・想像する時間が、一時でも心を潤わせてくれます。
男女の関係は無理だけど、好みの若い女性とデートでドキドキしたいと思うなら、交際クラブ・デートクラブが一番ですね。

お付き合い前提で会うわけではありませんから、一度会ってドキドキが感じられなければ、他の女性とのデートをセッティングしてもらいましょう。
初恋の人に会える同窓会に参加も、ドキドキを感じられるかもしれませんね。
急に顔が赤らんだり、熱くなったり、汗がとまらなくなるホットフラッシュを緩和したいなら、恋愛ではなくウォーキングなどの運動を続けることです。

イギリスのリバプール・ジョン・ムアーズ大学で研究結果では、ウォーキング、エアロバイク、ボート漕ぎなどの上半身と下半身を使う運動を続けると、血圧と脳内血流が低下し症状が改善したのです。
フィットネスクラブは若い方が行くものと思っていらっしゃる方もいることでしょう。
ですが、24時間営業しているフィットネスクラブや市町村が運営しているスポーツジムでは、60代の方もたくさんいらっしゃいます。
肉体美に目覚めて若い世代の方とトレーニングやプロテイン配合について、意見交換しあう生き生きとした男性も増えています。
一度見学に行ってみてはどうでしょうか。