男性に言っちゃいけない褒め言葉

誰でも心から褒められて悪い気はしません。ましてや好意を持っている女性から褒められたら、とても嬉しくなるでしょう。
ただ、言葉は難しいもので、女性からしたら心から褒めていることが、言われた男性が不快に思ってしまう言葉もあります。
男性と女性とでは言われた時の感じ方が全然違ってくることがあるのです。
もちろん、大人の男性になれば、言われてちょっと不快に思っても顔には出さずに「ありがとう」とだけ言う方もいます。
女性からすれば男性に喜んでもらったと思って頻繁に使ってしまうこともあるでしょう。
ですので、そうならないためには、男性に言っちゃいけない、だけど女性が言ってしまいがちな褒め言葉を知っておきましょう。
交際クラブ・デートクラブに登録をされている女性の方もぜひ参考にして下さい。

「かわいい」は使わない

女性は何気なく使っていて、良い褒め言葉だと勘違いしがちなのが『かわいい』です。
“かわいい”は女性に対しては最高の褒め言葉です。
ですが、男性にとっては最低の言葉に感じてしまうこともあるのです。普段から“かわいい”を連発する女性からすれば、何気なく男性に対しても言ってしまいがちです。
ですが、男性は“かわいい”と言われると、バカにされたように思ってしまいます。
男性は、男らしいと言われれば喜びますが、“かわいい”は逆の意味にとらえるのです。
例えば「そのネクタイ、かわいいですね」と言われると、おそらく二度とそのネクタイはしてこないでしょう。
そんな時は「そのネクタイ、素敵ですね」と言ったほうが素直に喜ぶでしょう。

「いい人」は使わない

そして女性が使いがちな褒め言葉は『いい人ですね』です。
優しい人に対して“いい人”と褒めることが多いでしょうが、これは聞いた男性からすると褒められてはいても、“どうでもいい人”ということでしょ、と思ってしまいます。
“いい人”というほめ言葉は女性にとっては、とても使いやすく当たり障りのない言葉に思えます。
ただ、その当たり障りのない、というところに男性はショックを受けます。
実際、女性が“いい人”と言った男性とお付き合いすることはまずありません。
男性もその事を知っています。

特に優しい男性は“いい人”という言葉は何十回も言われてきているので「またか」と思ってしまうでしょう。
結局のところ、『いい人どまり』になってしまい、恋愛対象から外れてしまう、という意味にとらえてしまいます。
むしろ、笑いながら『悪い人だね』なんて言われた方がドキッとするでしょう。
もし、優しい男性を褒めるのであれば「優しくて素敵な人ですね」という感じで褒めれば男性は間違いなく喜ぶことでしょう。

「真面目だね」は使わない

男性が不快に思う褒め言葉としては『真面目だね』があります。
女性にとっては、一生懸命な人、誠実な人、という意味で褒め言葉として使っているのでしょうが、それを言われた男性はちょっと気分が良くありません。
真面目である事は人生において大切な事です。
ですが、その一方で男性は、“真面目”と言われると、仕事人間で面白みのない人、とか、つまらない男性、カタブツととらえてしまいます。

男性は、どこか“チョイ悪”に憧れているところがあります。
よく男性は「学生時代はワルだった」とか「中学生からタバコを吸っていた」「若い頃は寝ないで遊びまくっていた」なんてワルエピソードを言いたがります。
これもまさにチョイ悪に憧れているからでしょう。
それなのに真面目、なんて言われれば、気分を害してしまいます。
前述のように『悪い人だね』と言われてちょっと嬉しいと感じるのもそのためです。
もし、そんな男性を褒めるのであれば、「いつも一生懸命ですね」とか「責任感が強いんですね」、もしくは真面目という言葉を使いたいのであれば、ちょっと言葉を足して「そんな真面目な一面が素敵です」と言うといいでしょう。

「かっこいい」は使わない

そして実は『かっこいい』も男性によっては不快に思う人もいるようです。
イケメン、ダンディーな男性に対してはつい「かっこいいですね」と言いたくなります。
確かに嬉しい言葉ではあるのですが、聞き慣れている男性からすれば、結局外見しか見ていない、と思われてしまいます。
逆に、一般的にかっこいい部類ではない男性に対して“かっこいい”と言えば、バカにしているのか、と思われますし、気に入られようと思って言っている、あざとく見えてしまいます。
“かっこいい”という言葉は、ちょっとアバウトすぎます。
女性からすれば素直に出てくる言葉なのですが、実は結構使い方が難しい言葉なのです。

もし、『かっこいい』と褒めるのであれば、「今日のヘアスタイル、かっこいいですね」とか「スーツ似合っていてかっこいいです」としっかり何がかっこいいのか伝えた方が良いでしょう。
内面がかっこいい、と思ったなら「生き方がかっこいいです」とか「大人の男って感じでかっこいいです」と言った方が良いでしょう。
意外に喜ばれそうで言っちゃいけないのが、顔を褒めることです。
「顔がかっこいい」と褒めると、やはり見た目だけしか見ていない、と思われます。
ですので、外見を褒めるならセンスが良いという意味でかっこいい、を使いましょう。

交際クラブ・デートクラブに登録をされている女性の方も、セッティング時などで男性を褒める時には注意してください。